株式会社ANALOG 市場調査から戦略構築まで現場をサポートするマイクロシンクタンク
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| ■大阪市立美術館建設にGO |
大阪市立美術館閉館
1月29日に大阪市長は天王寺の大阪市立美術館を閉館するという方針を発表しました。中之島に建設予定の近代美術館と統合するそうです。中之島の近代美術館用地は、もし美術館を建てないのであれば国に48億円の違約金を支払う必要があります。開設のために集めたコレクションもまとまって公開されていないので200億円ともいわれる建設費を使っても建てたかったのでしょう。
中之島はミュジーアムアイランドとして文化ゾーンと位置づけられていますので国際美術館、東洋陶磁美術館、フェスティバルホールと並んで核施設になる大事なプロジェクトでもあります。
一方大阪市立美術館は住友家から寄贈された土地に1936年(昭和11年)に建てられたランドマークです。老朽化が進んでいるとは言え,建物に愛着を持つ人は少なくありません。
天王寺はあべのハルカスの開業で国際的な観光スポットに変身する可能性があります。天王寺公園の改修の構想や、なんばとつなぐLRT構想も話題になっています。
海外の観光客は歴史的な観光スポットに興味を持つ傾向があります。天王寺美術館は天王寺公園の風景の中心になっているので、建物の活用をうまく考えて行く必要があります。
(2010年01月30日)
大阪市立美術館の廃止については「保留」だそうです。新しくつくる美術館との統合は変わらないとのことなので、よくわからないのですが、即時「廃館」と言うことではないようです。
中之島では災害時に浸水する可能性があることや、そのために預けている人が返してくれという可能性があることなどから、近代・現代美術と東洋古美術にすみわけて存続する(もともとの案のような気がします)案も検討されています。(2月19日報道)
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| ■ご当地愛ランキング(じゃらん調査)にみる府県同士の関係性 |
ご当地愛が強いのは地域の中心となっている府県
沖縄、北海道は別格として、九州の中心の福岡、東北の中心の宮城などエリアの核になってきた地域のご当地愛が強いようです。
首都圏では、神奈川県民が絶対の自信を持っているのに比べ、埼玉は最下位、千葉の順位も低いのは東京へのコンプレックスでしょうか?その東京は意外にご当地愛が低くなっています。
関西は京都、滋賀、大阪、兵庫とそれぞれのご当地愛が強いのが面白い傾向です。関西広域連合も「上下関係」がつかないのでまとまらないと言えばまとまらないのですが、そこが面白いところです。
ただ、奈良だけがご当地愛が低い・・・関西広域連合に参加しないのも、大阪への通勤者が多く、大阪に飲み込まれることを危惧しているのです。
北陸では都市資源からいえば金沢のある石川県民のプライドが高いはずなのですが、富山県が上回ります。ある種のバイタリティは富山県の方があるという印象を持っています。(悪く言えば強引?)
下位の岡山県とか山形県,岐阜県とか,確かに一般的に印象は薄いですが、地元の方の愛着がこんなに低いのはどうしてでしょうね。
(2013年01月29日)
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図ー地元民に効いたご当地への愛着ランキング

(株式会社リクルート 旅行カンパニーじゃらんリサーチセンター 2010年3月調査)
http://www.recruit.jp/news_data/library/pdf/20100330_01.pdf へのリンク
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| ■大阪のターニングポイントとなる高層建築 |
大阪を展望する
1970年代には100mを超す高層ビルはわずか8棟しかありませんでした。1973年に建てられた大阪大林ビルは高さ120mの30階建てで、最上階にフレンチの2つ星レストラン「ルポンドシエル」などがあり、梅田や難波などからの交通の便は悪いのですが、眺望が人気を集めていました。(大林組も本社は東京ですし、大阪本店も今度竣工するダイビル本館に移転します。今後どうなるのでしょうね。「ルポンドシエル」は2007年に向いの旧大林組本社ビルに移転しています。大正の歴史的建築物で風格のある店舗です)
その他のビルも最上階にはレストランが設置され、眺望を売りに集客していました。昨年開業した「フェスティバルタワー」も展望施設はありませんが、最上階はフレンチ・イタリアンのレストランが入店しています。
展望施設のある高層ビルは、南港の大阪府庁咲洲庁舎(旧WTCコスモタワー)95年の256mが最も高い場所にあります。市内では梅田スカイビル空中展望台93年173mが屋上ということもあり最も迫力があります。
最近の高層ビルはタワーマンションが多く、レストランさえ無いのでその眺望は公開されていませんが、2011年に竣工したオリックス本町ビルは展望台が平日は無料で開放されており120mの高さですが雰囲気が良く穴場であると評判がいいです。
今話題の「うめきた先行開発区域グランフロント大阪」では特に展望施設は無いようです。ただ、梅田スカイビルへのアクセスが良くなれば、梅田スカイビルの展望台に集まる人も多くなるかも知れません。
来年オープンの「あべのハルカス」は300mの日本最大のビルになります。3層が展望フロアになるので、眺望での集客はかなり意識されているのだと思います。上町台地という大阪市内でも海抜の高い土地にたつ高層ビルなのでかなり、眺望が開けるでしょう。
足元には市立美術館や天王寺動物園、四天王寺などの文化、歴史資源が豊富にあるので、うまくアピールすれば国際的な「大阪名物」になると思います。
(2013年01月28日)
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図ー大阪の高層建築(100m以上)の竣工数推移

(各社HP、個人のWEBサイト、公開資料などから当社集計) 2013年以降は予定を含む
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| ■野球のライバルはサッカーでは無くバスケットボール? |
小学生にはサッカーが人気〜中学生になると・・・
学校の授業以外でのスポーツ実施率を笹川スポーツ財団が調べています。(全国調査)
小学生にはサッカーが人気で、野球はずっと低いのです。場所が無いのでしょうね、それでもキャッチボールが野球への興味を繋いでいたのですが・・・中学生になるとバスケットボールがトップになります。
バスケと言えばある意味、最近話題のスポーツですね。学校の部活以外でも多様な活動の場があればあそこまで追い込まれなかっただろうと思うと胸が痛みます。サッカーのようにクラブチームが沢山あれば、別の選択肢も選べたでしょうね。
BJリーグも地道に活動を浸透させていますが、中学生の人気を支えているのは人気スポーツ漫画の影響だと思われます。
この世代ではもうバスケットボールは「スラムダンク」ではなく、「黒子のバスケ」です。
(2013年01月22日)
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図ーこども・中学生のスポーツ実施率(学校の授業は含まない,部活は含む)

笹川スポーツ財団「こどものスポーツライフデータ」「青少年のスポーツライフデータ」2012より
1年間の活動率 調査は2011年に実施 |
| ■「年収の高い人の不思議な習慣」〜生活時間の使い方 |
年収の高い人は睡眠時間を削って働いている?
総務省の社会生活基本調査で、個人の年収別の集計が発表されています。
グラフ化してみると個人年収の高い人は、睡眠(青い棒グラフ)が少なく、仕事時間(赤い棒グラフ)が反比例しているように見えます。特に400万円までと1,000万円以上の層にその傾向が強く表れています。300万円未満は学生、高齢者、パートの方が多いので時給で働いていることもあり、仕事時間と収入が比例しています。
300万円から700万円の層は仕事時間が多い割に収入が伸びない・・・割を食っている層なのでしょうね。
日経新聞を読んでも勝利者にはなれない?テレビ・雑誌・新聞接触時間と年収
テレビで宣伝しているようにNK新聞を読んでいる人は「差を付けて」勝利者になれるのでしょうか?テレビ、ラジオ、新聞を沢山読んだり見たりしている人は年収200万円未満の人です。
これはおそらく、年金生活の高齢者が多いためでしょう。
年収1000万円を超えると、マスコミへの接触時間が格段に減少します。
受け身の情報収集ばかりでは、差がつかないようです。情報を自分で分析する時間を惜しんではいけません。人と同じ情報を持つことは、ある程度のレベルまでは必要ですが、依存しすぎると自分の考えが持てなくなります。新聞、テレビはほどほどにね・・・。
(2013年01月21日9
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図-1週間の生活時間(個人年収別)

「社会生活基本調査」(総務省)2011年
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| ■「先行開業」は吉か凶か?中之島フェスティバルプラザ |
「先行開業は雑紙ライターとしては取り上げにくい・・・」とか
先日、ある編集者さんと話をしていて、最近開業する施設に良くある一部先行開業というのはメディアーとしては取り上げにくい・・・という感想を伺いました。
事業者としては一刻も早く、商売をスタートさせたい、顧客をつかみたいと気があるのはわかります。反面、新しい施設というインパクトが少し薄れてしまいます。一旦、取り上げた後の全面開業では「ニュスバリュー」の鮮度が弱まってしまいます。
当社近くの中之島フェスティバルタワーが竣工し、「中之島最大の商業集積ゾーン」といわれる「フェスティバルプラザ」が昨年11月28日に開業しました。
朝日新聞本社は1月2日に移転し、テナントの入居率も9割を超えて、早速西館の工事に着工、開業を2018年から2017年に前倒しするそうです。
商業施設が開業すると真っ先に見学に行くのですが、いつでもいけると油断したせいか、本日ようやく拝見いたしました。
何故、すぐに見に行こうと思えなかったか?
そして、何故、今までいかなかったのかもう一度考えて見ました。
建物は美しく、テナントもユニークな店舗が揃っています。ただ、肝心のフェスティバルホールが工事中(4月10日開業)なので工事の人が行き交い、どこが正面入り口かも不明です・・・迷いました。まだ、外に開かれていないのです。
一言した感想は「トッピングが多くて中身が少ないうどん」といった印象でしょうか。必需品=書籍や食料品、事務用品の面積が少なくて、小粒でぴりりと辛いようなユニークな雑貨が目立ちます。飲食店でもちょっと変わった店舗は多くても毎日食べる店や、テイクアウトで利用できる店が少ないのです。食料品店で輸入食品はあってもカップ麺はローソンしかありません。オフィス通勤者には少し物足りない構成です。
「中之島最大の商業集積」である強みが活きていません。差別化のためのトッピングが多くても、基本的なベースになる収益を確保しなくても大丈夫なのでしょうか?(というよりは、ここで働く人達にとってうれしい施設構成になっているのでしょうか?まずそれがあって、そこから拡げるべきものです)、ちょうど「うめきた先行開発地域グランフロント大阪ショップ&レストラン」のい店舗構成に感じた印象の逆の感想になりますが・・・・。
わざわざ人を引きつけるだけの魅力をつくるには、集積が薄いのです。
フェスティバルホールが完成し、西館ができれば全体のバランスがよくなるのだと思います。工事中の今、あわてて開業しない方が良かったのだと思います。少なくともオフィス通勤者向けの利便施設だけ先行する形をとれば良かったのにと思います。
とはいえ、「ひらまつ」のランチが平日1,800円らしいです。面白い店がならんでいますので、近くの人はぜひ、一度訪れてみて下さいね。
(2013年01月18日) |
| ■うめきた先行開発地域「グランフロント大阪ショップ&レストラン」4月26日オープン |
「グランフロント大阪ショップ&レストラン」は「梅田初、梅田発、梅田最大」がキーワード
どんなまちになるのか楽しみにしていた「うめきた」の先行開発地域「グランフロント大阪」のショップ&レストランの全容が明らかになりました。
アローズやビームスなどのセレクトショップの「旗艦店級」の大型店を出店します。面子としてはいつもの面子ですが、1店あたりの面積を周辺の百貨店や駅ビルよりも大きく確保しているということです。
店舗面積4.4万u(だれか10万uとか言ってた人が居ましたね)、266店で初年度売上高400億円。2、500万人の入店客数を見込んでいます。
「うめきた」の構想自体、かなり大風呂敷を拡げていたので、関西を代表する街作りを期待していた向きには。やや肩すかし感のあるテナント構成かもしれません。まあ、身の丈に合った商業機能づくりといえましょう。
商業はわかりやすい街のコンセプトのメッセージですオフィスや「ナレッジキャピタル」についてもほぼこれから想像できるものだと思います。
「お散歩が出来るまち」というコンセプトは好ましいものです。これからの街の成熟に期待したいと思います。管理の行き届いた安心してすごせる街として梅田でもユニークなポジションをしめることでしょう。反面、「駅裏開発」に特有の拡がりに欠ける平板なイメージはぬぐいがたいモノがあります。新宿西口もあまり変わらないですしね・・・。
2期計画を含め、ブロック内で閉鎖的になるのでは無く、周辺地区との繋がりのストーリーをついくっていくことが必要です。
(2013年01月17日)
うめきた先行開発区域「「グランフロント大阪」に対して、少し厳しい評価をしてしまうのは、アジアを視野に入れたグローバルな拠点となる立地であるのに、「分譲マンションみたい」と評されることもある無国籍なネーミング「グランフロント大阪」(何語やねん)にあらわされるような、ドメスティックな「単なる駅前再開発」を超える感動がみえてこない事に歯がゆさを感じるからです。
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| ■ブームに弱い自治体〜B級グルメとワールドカップ |
祭としての賑わいは地域を強くすることに効果は無い
ワールドカップの事後評価の調査では「国際的なスポーツイベントの開催はメディアへの露出や地域住民の一体感づくりには寄与しているが、地域文化や地域経済、地域のスポーツ活動率の向上に全く寄与していないこ」とがわかります。
一過性のお祭りのような賑わいは、話題をよんでも一発屋芸人のようなもので、地域を強くすることには役に立たないのです。
かつては公共交通の整備のために、国際イベントを契機に国の投資が行われました。(税金です)いろいろと発表される「いわゆる経済波及効果」もその多くは「施設建設」への投資が占めています。以前御紹介したロンドンオリンピックでもそうでした。
ワールドカップキャンプ地の誘致合戦についてある人は「今回の過熱するキャンプ地争奪戦を見ていて感じられるのは、バブル期のリゾート開発ブームでも見られた、自治体の横並びの思考と長期的な皮算用である。そこにはサッカービジネスのことを知らない自治体関係者が企画会社やエージェント(広告代理店)の持ち込んだ経済効果を信じ、とりあえず誘致に名乗りあげたという日本固有の図式が見える」と分析しています。
いわゆるB級グルメの成功事例も、持続的に効果を上げているのは初期のごくわずかなケースに限られます。狙ってつくった「名物」はいつの間にか消えてしまっています。それでも、
地方によってはとにかく話題になる、一時的にも「賑わう」ことが「目に見える成果」と感じられるのだと思います。これは、ある種の病です。
宮崎県の「肉巻きおにぎり」屋さんが倒産しましたよね。
地域資源が格段に充実している大阪や東京といった大都市でも、手っ取り早い「成果」を求めてその症状が進行していると思います。
(2013年01月15日)
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図ー開催自治体による2002年FIFAワールドカップの評価
※5段階評価 5が☆の数5つの満点 開催自治体へのアンケート結果

「wカップの事後検証」独立行政法人経済産業研究所2004年から |
| ■2019年は国際スポーツイベントの当たり年 |
2019年は国際スポーツイベント ワールドカップの当たり年
既にラグビーのワールドカップの開催が決まっています。4年に1度開催されるバレーボールのワールドカップもこの年に開催されます。
さらに昨年報道されたように女子ワールドカップの開催地に立候補することが決まっています。(2014年に正式決定 ちなみに2015年はカナダで開催されます)ラグビーワールカップに水をさすと森喜朗会長が困惑しているともいわれています。
楽しみではありますが、なんだか,お腹いっぱいになりそうですね。
2020年東京都民がやりたければおやりになれば・・・
その上に翌年に東京オリンピックを開きたい考えている人が居るようです。名古屋や大阪が立候補したときは冷ややかだった「国」もとても力が入っているようですね。
オリンピック開催には依然,賛否がわかれています。最終的には赤字は税金で国民が負担します。赤字が出ないようなマネジメントは当たり前です。日本国民の気持ちを一つにしたいという趣旨は大変結構ですが
「東京五輪がいやならどうぞ、引きこもっていてください。復興への使命感がある人、世界のアスリートから生きる意味を学びたい人、日本の選手の活躍を眼の前で見つめたい人、やりたい人でやりますから」猪瀬知事のツィートです。こういう考え方の方がトップでは見本人の気持ちを分断するだけでしょう。
あくまでも都市が主催なので(だからこそ国は、大阪にも名古屋にも冷ややかだったのでしょう)東京都民がやりたいならおやりなればいいのですが、赤字を国に埋めてもらおうとは考えないことです。
(2013年01月10日)
一時人気のあっラグビーの人気が低迷しているのは、海外のチームに比べ格段に実力が劣ることが判明したからだという説があります。確かに女子サッカーなどはワールドカップの活躍で注目が集まっています。
とはいえ、やはり海外に比べ格段に実力が落ちるアメリカンフットボールの観客動員数が1万人を超えることと比較すると原因は実力だけでは無いような気がします。
何故なんでしょうね。
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| ■日経新聞に出足不調と酷評されてしまった阪急梅田店の今後と阪神の建て替え |
前年比48.4%増だった11月に比べ、40.7%と減速気味の阪急梅田店
H2Oが「堅調に推移している」と発表しているにも関わらず、日経新聞では業界の声を借りて「出足は計画通りとはいえない」と酷評しています。2130億円という売上げ目標はが、2011年の実績を7割上回るというのであれば確かに厳しい数字です。投資金額の600億円が重くのしかかっています。
阪神百貨店の売上げ減が12月も続いているのも深刻です。(11月 -11.2%、12月-8.3%)
開店時に指摘したように阪神の食料品売場のめぼしいテナントをごっそり阪急に引き抜きましたし、立地的にも一番影響を受けるポジションなのでやむを得ないでしょう。
阪神百貨店建て替えに1000億円〜百貨店は縮小か?
年開けに一斉に報道された阪神百貨店と新阪急ビル一体となった建て替え計画は2014年着工で1000億円の投資となります。190メートルの高層ビルになるそうです。駅の改修を含むとは言え、この大きな投資額からは基本的に儲からない今の百貨店業態はお邪魔虫のような扱いです。
報道されている関係者の発言では「百貨店も売上高では無く効率を求められる時代になった」ということで売場面積の縮小が示唆されています。地域密着型の商品戦略に磨きをかけて再浮上を目指すようです。
例えば阪神の立場担って考えると、再浮上の方策はいつか考えられますが、阪急梅田店が決して絶好調で無く、かつ広さを持てあましている状態の中では,百貨店としての展開は制約されるでしょう。手足を縛られた中での再生計画となるでしょう。厳しいですね。
売場効率とは単に面積を縮小して坪あたりの売上をコントロールするばかりが手段ではありません。伊勢丹が行っているように自主開発の商品を増やして利益率を上げるというのも、その道筋です。
阪急や大丸がやりたがらない手をかけた自前の品揃えで利益率を上げる事と、専門店テナントの導入での生産性の向上が残された手法です。
売場効率医至上主義の逆張りであるダイシン百貨店の品揃えだって参考になるでしょう。・・・阪急と同じ土俵では勝負できない事をポジティブにとらえないといけません。何よりも阪神百貨店のファン層、顧客層に何を提供すべきかを考えることが出発点だと思います。
あらためて見直すと阪急百貨店の食料品売場では新しいチャレンジは見当たらないです。既存の成功事例をまとめた「幕の内弁当」路線ですから、差別化の方法はいくらでもあると思います。(いつもいいますが、中流向けの無難さがこの店の強みです)
(2013年01月09日)
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| ■見えないマジョリティ〜そんな奴おらんやろ |
プロスポーツ観客動員数トップはプロ野球ですが2位は・・・
Jリーグでも無く、競馬でも無くぶっちぎりで「ボートレース」(競艇)だそうです。
一体誰が競艇に熱心に通うのでしょうか?故横山やすし師匠ぐらいしか思い浮かばないのですが・・・。
ある大学の調査では競馬、競輪、競艇の観戦者の9割が男性が占めています。平均年齢は競馬が52.5才、競輪が70才、競艇は72才だといいます。
極端に偏在しているのですね。そしてそれらの人達は小市民にとっては見えない存在なのだと思います。街の中にも見えているはずなのにあたかも存在しないように扱われる人々がいますよね。
もっとも観戦者の多くは「スポーツ」だとは思っていなくて「ギャンブル」だとはっきり認識しているようです。
種明かしをすると、これら観客動員数のデータのネタ元は日本財団(昔の日本船舶振興会)です。人数はかなり、盛ってあるとは思います。それにしても・・・・。
(2013年01月08日)
(追記)
ボートレース(競艇)の場合、観客動員数には電話投票、場外舟券場(ボートピア)の購入者も含まれるそうです?・・・・・・・観客じゃないですね。アッキーニャのファンですか。
それならばテレビでプロ野球を見ている人も「観客」に含めないと比較になりません。
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図ープロスポーツの観客動員数

日本プロスポーツ協会加盟団体の年間観客動員数
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| ■今年は「駅裏立地」の動向に注目したい |
新年明けましておめでとうございます
今年は「うめきた先行開発地域グランフロント大阪ショップ&レストラン」が開業します。従来大阪駅の表玄関は南側の阪神やヒルトンに面した方角で、ヨドバシカメラがあるものの北側は「駅裏」とよばれる賑わいには欠けたエリアでした。
多くの地域で「駅前再開発」は進んでいましたが、「駅裏」地域はエアポケットのようになっているケースが多くみられました。人の流れが,鉄道や駅で分断されてきていたことも大きいのでしょう。
最近、JRの駅ビル開発が進み、「駅裏」の開発に可能性が生まれてきました。例えば姫路駅の南側、大分駅の西側・・・駅ビルが活性化することで人の動きが活性化していくことでしょう。博多駅や新大阪駅も駅裏立地の活性化が進むかもしれません。
駅前に比べると、事業にも一工夫が必要ですが、何か面白いことができそうです。
今年は駅裏立地に注目してスタディをしておきたいと考えています。
皆様にとって良い1年でありますように。今年もよろしくお願いいたします。
(2013年01月07日) |
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